ロート製薬が販売するセノビックは、牛乳に溶かして飲むタイプの成長応援サプリです。
大手製薬会社が販売するだけあって味が5種類もあり、さらに水に溶かすスポーツ飲料タイプも用意されています。
お得な定期購入で育ち盛りの子どもに飲ませるママが多いですが、ネットでは副作用があるとの悪い口コミが見つかりました。
セノビックは大切な子どもたちに飲ませるものなので、成分や副作用などちゃんと調べてから購入したいですよね。
そこでセノビックの副作用情報や成分を徹底的に調査しました。

セノビックは副作用があるって本当?
栄養応援サプリのセノビックは薬ではなく、栄養機能食品と呼ばれる食品です。
含まれる成分は普段から食べ物で摂っている栄養素なので、副作用の報告はありません。
栄養機能食品とは、ビタミンやミネラルなど体に必要な成分を補給するための食品です。
メーカーは1日あたりの摂取上限量と下限量の範囲内におさまるように作る必要があります。
1日2杯までという基準を守って飲んでいれば副作用が起きることは、ほぼないでしょう。
副作用よりもアレルギーに気をつけること
セノビックには副作用がなく子供も安心して飲める厳選成分を使用しています。
しかしアレルギーがあるお子さんに飲ませる場合は、事前にアレルギー成分をチェックする必要があります。
セノビックは牛乳に溶かして飲むサプリなので、牛乳アレルギーがあれば飲むことができません。
ほかにもアレルギーを起こしやすい物質を使用しているので確認しておくことが重要です。
水に溶かして飲むセノビックウォーターにも卵と乳が入っているので注意が必要です。
【セノビックに含まれるアレルギー物質】
- 原料の一部に含まれるもの:卵、乳
- 同じ製造ラインで使用している原料:小麦、落花生、えび、かに、牛肉、豚肉、鶏肉、ゼラチン、さば、いか、さけ、オレンジ、りんご、バナナ、やまいも、まつたけ、ごま

セノビックの成分をおさらい
セノビックには成長期に必要な成分がぎっしり詰まっています。
具体的な成分名と効果、副作用などを解説します。
カルシウム
育ち盛りの骨を形成するために欠かせない成分です。
骨の原料になるのはもちろん、骨を太くて丈夫にする役割もあります。
セノビック2杯で1日に必要なカルシウム量の88%を摂ることができます。
摂りすぎると便秘や結石などの副作用をおこすことが報告されていますが、セノビックを1日2杯飲む程度では過剰摂取の可能性は低いです。
鉄
酸素と栄養を体の隅々まで届けてくれるのが鉄分です。
アメリカの研究で7~12歳の子どもを対象にした統計では、貧血気味と診断された子の身長は低めだったことがわかりました。
思春期になると不足しやすい成分なので、積極的に摂りたい栄養素の一つです。
セノビック2杯で1日に必要な鉄分の89%が摂取できます。
鉄を摂り過ぎた場合の副作用としては、吐き気や胸やけ、下痢と便秘などの胃腸障害が報告されています。
これらの副作用は病院で処方される鉄剤を飲んだ場合のものなので、セノビックを1日2杯飲むくらいでは心配ありません。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける役割をしてくれます。
カルシウムは非常に吸収されにくい性質を持っているので、ビタミンDなどの吸収を助ける成分と一緒に摂ることがポイントです。
セノビック2杯で1日量の67%のビタミンDを摂ることができます。
太陽を浴びると体内でも生成されるので、不足することは少ない成分です。
ボーンペップ
卵黄から発見されたボーンペップは、別名「卵黄ペプチド」と呼ばれ、成長に関係する成分が豊富に含まれていることがわかりました。
単体でも骨を強くする効果が期待できますが、カルシウムと一緒に摂ることで成長をサポートしカルシウムの吸収を助ける役割があります。
ビタミンC
骨の原料となるコラーゲンの生成に必要なのがビタミンCです。
果物や野菜に多く含まれる成分ですが、風邪や寝不足など体調の変化で失われやすい栄養素です。
骨の合成に欠かせないコラーゲンは直接食べても、消化の段階で分解されることが多いです。
体内でアミノ酸からコラーゲンを作り出すほうが身長の伸びに関係するので、ビタミンCなどの合成に必要な成分を摂ることが重要なのです。
ビタミンK
カルシウムの吸収を助ける役割をするとともに、骨から流出するのを防ぐ効果もあります。
骨粗しょう症の治療薬に使われるくらい健康な骨との関係が深い成分です。
普段の食生活で不足することは少ないですが、成長期に積極的に摂りたい成分です。
けがの治療などで長い間抗生物質を飲んでいると不足しがちになるので気を付けたいですね。
オリゴミル
乳幼児が母乳から免疫をもらっていることをヒントに発見された成分のオリゴミルは、免疫力を高めてくれる成分です。
免疫力の指標となる「IL-12」の生産を高める働きが高く、風邪に負けない強い身体をつくってくれます。
セノビックの副作用に関する口コミ
副作用はないとされるセノビックですが、飲んでから体調を崩したという口コミを見つけました。
アレルギー体質やアトピー肌のお子さんは、成分に敏感なことが多いので注意が必要です。
お腹を壊しました。これは副作用かな。
「セノビックを飲んで1週間ほどたった頃に子どもが下痢をしました。お腹が痛いというので心配しましたが、飲むのをやめると良くなりました。副作用だったのかと思っています。」
セノビックは1回分を150mlの牛乳に溶かして1日2杯飲むことが推奨されています。
セノビックでお腹を壊すお子さんは日本人の85%に起こると言われる、乳糖不耐症の症状かもしれません。
牛乳に含まれる乳頭を腸で分解できないため、お腹がゴロゴロしたり下痢などを起こしてしまう症状です。
その場合は低脂肪乳や乳糖不耐症用の牛乳を使うことで改善することが多いです。
これを飲んだからか子どもがかゆみを感じたみたい
「子供がセノビックを始めて飲んだ時にのどや唇がかゆいと言いました。もしかして副作用かもと思い飲ませるのをストップしています。」
セノビックには卵や乳などのアレルギーを起こしやすい成分が含まれています。
エビやカニ、りんごなどのアレルギー物質入りの商品を製造するラインで作っているため、食物アレルギーがある子どもは痒みなどの症状が出る場合があります。
アレルギーがあるお子さんは、パッケージの裏をよく確認してから飲ませたほうが安心です。
病院にいったら、痒みの原因は一緒にのむ牛乳アレルギーでした
「セノビックを飲ませると皮膚が痒くなり赤くなったので、病院で相談してアレルギー検査をしました。その結果牛乳にアレルギーがあったようで、副作用ではなかったです。原因がわかって安心しました。」
牛乳や卵はアレルギーを持つ子供が多い食品です。
セノビックにも含まれているため、誤って飲んでしますと痒みや発疹などの症状が現れることもあります。
ときにはアナフィラキシーなどの重い症状が出ることもあるので、成分を必ずチェックしてから飲ませましょう。
セノビックに副作用関連で気をつけること
セノビックは薬ではないので、副作用の報告はされていません。
しかし、いくら食品だからと言って無制限に飲むことはおすすめできません。
効果的にセノビックで栄養補給するための注意事項を調べました。
副作用がなくても飲みすぎない
健康機能食品は1日の上限量などを記載する義務のほかに、飲み方に関する注意事項を書く必要があります。
セノビックにも早く効果を感じたいからといって、たくさん飲むことはやめましょうとの注意書きがされています。
過剰に摂り過ぎた栄養素は体外に排出されることが多いですが、種類によっては体内に蓄積して体調が悪くなることもあるのです。
エナジードリンクと混ぜない
成長ホルモンの分泌を助けるアルギニンや肝臓の働きを活性化させるタウリンなどが含まれたエナジードリンクは、アクティブに動きたい人に人気の飲み物です。
成長ホルモンの分泌を促すのなら身長にも効果的なのでは?と思う人も多いですが、子どもには飲ませないほうがいい飲み物です。
たいていのエナジードリンクにはカフェインが入っていて、肝臓の機能が未熟な子どもには負担が大きすぎるのです。
ほかにも高齢ニンジンエキスなど子供には必要のない成分も含まれることもあります。
セノビックの副作用まとめ
セノビックは健康機能食品なので副作用の報告はされていないことがわかりました。
大手製薬会社のロート製薬が製造、販売しているので成分表示などきっちりされていて、原料や製造の過程も信頼できるものです。
ただ、アレルギーのあるお子さんの場合は、事前に表示を確認してから飲ませる必要があります。
アレルギーを起こしやすい食品を製造しているラインで作られるため、エビやカニ・落花生などに反応するお子様は注意が必要です。
セノビックは副作用がなく厳選された成分で作られる成長応援サプリです。
公式サイトの定期購入ならお得な値段で始められるので、気になるママさんは要チェックです。
